災害ボランティア活動の環境づくり

災害ボランティア活動の環境づくり

災害救援用キャンピングカー「移動型災害ボランティア号」の運用と内覧会の実施について

内容

新型コロナウイルスの対応にまだまだ予断の許さない日々が続いていますが、自然災害は時と場所を選ばず、いつ発生するか予測困難です。近年豪雨災害が激甚化・頻発化しており、台風1号が発生、沖縄・奄美地方で梅雨入りするなど出水期を間近にひかえ、また国内各地で有感地震が多発している中、大規模災害発生時における迅速な対応が必要不可欠となります。
そこで、ひょうごボランタリープラザでは、(一財)大吉財団の協力を得て、「移動型災害ボランティア号」により被災地における発災直後のボランティアセンター設置支援等を実施し、災害対応を支援します。


1.「移動型災害ボランティア号」内覧会の実施報告


以下の内容で、内覧会を実施しました。

(1)日 時:令和2年年5月19日(火)13:30~14:00

(2)場 所:神戸クリスタルタワー1階駐車場(神戸市中央区東川崎町1-1-3)

(3)内 容

●車両内覧 「移動型災害ボランティア号」及び搭載品の展示
(一財)大吉財団が所有する災害救援用キャンピングカー。非常用電源、スコップ等の資機材を搭載。
●団体代表者による挨拶
・実施主体:ひょうごボランタリープラザ 所 長 高橋守雄
・車両派遣協力:(一財)大吉財団 理事長 山本吉大
●「新型コロナウイルス感染拡大下における災害救援用キャンピングカーを活用した災害ボランティアセンターの開設支援に関する覚書」の締結   



2 運用方法(予定)


(1)運用時期

令和2年5月19日(火)~新型コロナウイルス対策が収束し現地社会福祉協議会が通常業務に戻るまで(当面、令和2年度内を予定)

(2)派遣対象・期間

  1. 対象:県内及び全国の市町村社会福祉協議会
  2. 期間:災害発生~現地社会福祉協議会による災害ボランティアセンター立ち上げまで(概ね3日程度)

※被災地における支援ニーズや新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえて対象地域や派遣期間を決定。
また派遣に際しては、感染予防対策に万全を期するとともに、資機材の中にマスク、消毒液、非接触型
体温計等を備えておき「3密」を避ける屋外での活動の利点を活かす。


【参考】(一財)大吉財団について

災害支援と子ども支援に取り組む非営利団体。民間企業や行政機関と連携し、ビジネスのノウハウを活用して社会貢献活動を支援することで、複雑かつ深刻な社会問題を解決する仕組みづくりを行っている。
一般財団法人 大吉財団 ホームページ


トップに戻る